BIツール 導入事例 株式会社ギンポーパック様

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株式会社ギンポーパック様


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倉庫の棚卸業務でタブレット&WebQuery mobileを活用。
作業員がハンディターミナルで登録した在庫情報をWebQuery
上で集計して確認。他の作業員とリアルタイムな情報共有が可
能になったことで、「見える化」による業務の効率化を実現した。


 株式会社ギンポーパックは、1972年設立の食品包装メーカーで、企画・製造・販売を一貫して行っている。数々の特許製品と先端技術を活用したユニークな包材を通し、高品質な食品関連パッケージを提供している。また電子レンジ対応容器をはじめとして『「容器」から「調理器具」へ』と掲げ、新しい加工食品の分野を作り包装・パッケージの可能性を広げている。更に新素材の開発により環境負担の削減を実現、新しい世紀に対応する新しい容器を提案することで様々な問題に対して素材から取り組み、理想的なパッケージを求めて日々研究している。

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導入背景

  • 基幹システムからのデータ抽出・
    データ分析時の作業効率改善導

導入ポイント

  • 脱Excelでのデータ管理
  • Webブラウザでの定型処理の共有と管理
  • ITリテラシーが低い方でも使える操作性

導入効果

  • 資料作成の作業時間が大幅短縮
  • 日々必要なデータを営業マンが自分で出力
  • 棚卸作業の精度向上とスピードアップ


データ分析時の作業効率改善がねらい

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 ギンポーパックでは、迅速かつ的確な経営判断を実現するため、2013年に基幹システムを富士通株式会社のGLOVIAsmartシリーズを採用して別々だったシステムを刷新した。

 これと併せ、基幹システムからのデータ抽出・分析・定義化を目的に、WebQuery/FreeWayを導入した。

 従来のシステムでは、会計、販売、生産など、業務毎にシステムが別々でデータも異なるデータベースに蓄積されていたため、データ分析作業の効率に問題があったと横関氏は言う。「各システムが使うデータベースの種類も、データのコード体系も、文字コードもバラバラでした。それに加えてデータ抽出用のツールが未導入だったため、データ分析用の資料を作るには、まずデータを各データベースから手書きのSQL文で抽出して一旦Excelに集め、それからExcelの数式とピボットテーブルを使って、データの連結や加工をするという流れで行っていて、月末締め後の3営業日は朝から晩まで資料作成でした。資料の完成後に『日付範囲を変えたい』『別のマスタデータも結合したい』など変更の依頼も多くあり、その場合は再度、データ収集とExcel上での編集を繰り返す必要があって、これが非常に手間でした。経営層からもスピード感のある対応を求められており、何とかしたいと思っていました」

 さらに他にも2つの問題があった。「社内のITリテラシーが低く、データを渡して加工してもらう事が難しく、システム部門でピボットテーブルを設定するなどして、資料化して渡してほしいと要請があり対応していたが、1資料15分~30分程度、1日3~4件程度の作成依頼が日常的に来ていました。それから、会議と資料の種類が多く、細かな形式の変更やデータ追加要望が多い上に、毎年変わる経営方針に合わせて、ほとんどの資料を作り直していました」


決め手は脱Excelでのデータ管理

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 これらの問題点を解決するため、基幹システムの刷新と基幹システムのデータ分析ツールとして、WebQueryを導入した。選定の理由については「検討を始めたタイミングで、システム コンサルタントさんがたまたま営業で来られたので、これも何かの運命ではないかと感じて、すぐ導入の検討を始めました(笑)BIツールのExcellentとWebQueryを見たときに、ExcelベースのExcellentの方が運用上合うと思いましたが、データをExcelに出力して編集を重ねる内にどれが最新か分からなくなる、『Excel資料の一人歩き』や『最新版が行方不明状態』から脱却したい、中間データは作らせずに無加工で抽出したいという想いがあり、WebベースのWebQueryに決めました」


資料作成に要する時間が3日から3時間に改善
日々必要なデータは、営業マンが自分で出力可能に

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 WebQueryの導入による効果について、次の3つを挙げる。「まず、定型処理を修正してデータの抽出から資料に加工するところまで、Excelのマクロも活用して自動化しました。これによって資料作成のスピードが改善されて、月末締め後に3営業日かかっていた資料作成が、3時間ぐらいでできるようになりました。経理からも『非常にいいね』と声をもらっています。それから、最新データはWebQueryから抽出するようにしたことで、『Excel資料の一人歩き』がなくなり、日々必要なデータを営業マン自身で抽出できるようになりました。更に、日常的に発生していた会議資料の細かな形式の変更やデータ追加の要望については、WebQuery/FreeWayの定義情報を修正することで、柔軟に対応できるようになり、深夜に及ぶ残業で対応することは殆んどなくなりました」


各工場の棚卸作業をスピードアップするべく
ハンディターミナル、iPad、WebQuery Mobileを導入

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 WebQueryの活用は、ギンポーパックの本社や営業所だけでなく、食品包装パックの全4工場での棚卸作業でも活用されている。この棚卸作業で使われているのが、WebQueryのiOS用アプリ「WebQuery Mobile」だ。同社では、基幹システムの刷新に続けて、棚卸業務のスピードアップをするべく、ハンディターミナル、iPad、WebQuery Mobileを導入した。

 導入前の問題について、横関氏は次のように振り返る。「従来の棚卸作業は年2回、朝7時から夕方まで一日掛かりで行っていました。在庫の調査は商品を数える担当と、紙の在庫表に記入する担当の2名1組のチームで行い、紙の在庫表に実数を記入するというやり方でした。しかし、実数のカウントミス、記入ミス、転記ミス、入力ミスなど、人的ミスが頻発し、在庫データの精度が低下していました。また、差異がある場合は、倉庫チームが再調査をするのですが、事務所チームが暇になり、逆に事務所チームが紙の在庫表から入力中は、倉庫チームが暇になるという時間の無駄もあり、一遍に何とかできないかとの意見が出ていました」

 問題はそれだけではなく、「各工場の人員約20名では足りなくて、営業や管理部門からも応援人員を約15名派遣していました。役員からお菓子の差し入れが出てきたり、もはや会社のお祭りのようなイベントになっていて、棚卸について話すと『棚卸し?そうか~ついにその時期が来たか』と返事が返ることもありました(笑)しかし、製造業での棚卸しは特別な日 ではなくて、月々の業務の一部だと思っていてほしくて、仕組みを見直してスピードアップをしたかったです」と当時を振り返った。

 「それで、ハンディターミナル、iPad、WebQuery mobileを使う仕組みを作りました。いくつか選択肢がある中でWebQuery mobileに決めた理由は、導入コストの安さと、iPadにアプリを入れて、棚卸し用の定型処理1つをWebQueryで作るだけという環境構築の簡単さでした」

 棚卸作業でハンディターミナルとWebQuery mobileをどのように活用しているのかを見てみよう(下図)。まず、棚卸の準備として、在庫デー タのコピーと、空の棚卸データ、在庫データと棚卸データの差異を表示するWebQueryの定型処理をあらかじめ作成する。ここからが棚卸作業で、各担当者が在庫商品をハンディターミナルで一つずつスキャンして、棚卸データに実数を入力していく。そして、WebQuery mobileで定型処理を実行し、在庫データと棚卸データの差を確認する仕組みだ。

 棚卸作業の開始時点で、この定型処理で検索すると、全在庫データがマイナスで表示され、ハンディターミナルでスキャンする度に、WebQuery mobileの検索結果表上の商品が減っていき、最後に残ったものが差異となる。この定型処理の作りはシンプルで、計算式を利用した抽出条件を設定していて、2つのデータの差が0でないものを抽出する設定である。

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棚卸作業の大幅な効率化を実現。他業務への横展開も予定

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 この仕組みに変えてから、現場での評判も上々とのこと。「スキャン中に、担当者同士で相談しながら進められるため、時間を短縮できているという声が寄せられています。作業者がスキャンしている最中に『ロット番号は表示しないでほしい』『ソート順を変えてほしい』などと要望が出ても、WebQueryの定型処理を直して連絡するだけなので、修正をスピーディーに反映でき、現場への浸透も早かったです」と言う。

 棚卸作業の改善の結果、人的ミスが無くなり、誤差数は導入前の10分の1にまで改善。在庫の精度が向上した。また、全倉庫同時で入力・集計・確認がリアルタイムでできるようになったことで、待ちという時間の無駄も無くなった。棚卸作業が応援人員約15名の力を借りずに、工場の人員20名だけで午前中に終わるようになり、人員・経費の削減に成功した。

 ギンポーパックでは、通常業務と棚卸作業の業務効率の改善だけでなく、他にも原料受入業務や出荷業務などへの横展開にも前向きだ。効果を上げる業務改善の取り組みが、これからも続けられていく。


会社概要

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株式会社ギンポーパック
管理本部 情報システムグループ
横関 優一 氏

        
設立: 1972年11月27日
本社: 東京都千代田区神田須田町2丁目6番6号
ニッセイ神田須田町ビル3F
資本金: 3億6000万円
従業員数: :333名 (2017年3月末時点)
URL: http://www.ginpack.co.jp
ユーザー: 本社および営業所従業員・工場従業員
サーバー: Windows Server 2008
導入DB: Oracle 11g

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