事例紹介

山崎製パン株式会社様 WQ EX FW
山パンロゴ
山崎製パン株式会社は、情報分析システムのレスポンス悪化をきっかけに、
2004年6月、大規模なシステム改修に着手。
基盤としてExcellent/WebQueryを採用しシステムを刷新した。
全国の26工場、本社、関連会社における
情報分析による意思決定の迅速化を実現。
需要予測や在庫予測を支えるシステムの構築に成功。
山パンビル
山崎製パン株式会社(以下、山崎製パン)では、パン、和菓子、洋菓子など
多種にわたる製品を開発・販売している。
現在、全国26か所の工場で月間4,000種類のパンを製造しており、
一年間では10,000種類のパンを製造している。
現在、同社のパン市場でのシェアは1位。業界で突出した勢力を持ち、
独自の流通システムを堅持しながら、好業績を続けている。

導入背景

・純国産のため柔軟にカスタマイズに対応
・ワンクリックでの情報分析
・データ出力・加工作業の負担軽減

導入ポイント

・Excelによるデータ活用、帳票作成の簡易化
・ユーザビリティの高い操作性
・膨大なデータも高速処理する性能

導入効果

・意思決定の高速化
・定型化によるデータ抽出の作業負担軽減
・自由かつ多角的な分析が可能

情報分析システムの再構築にあわせExcellent/WebQueryを採用

見出し

 山崎製パンの情報分析システム「営業情報統合システム」は、10年以上前に複数工場用として独自に構築したのが始まりで、 2001年、全工場のデータをUNIXサーバ上で運用を開始した。ところが、運用を始めてからというもの、 データ量の増大、レスポンス悪化により、業務への影響が懸念されるようになった。そして2004年、これらの問題を解決するため、 同社はシステムの大改修に踏み切った。改修は、Windowsサーバへの移行、バッチ処理の修正、 WebQuery/Excellentを基にしたシステム再構築、という3本柱で行われた。この時、営業情報統合システムは、 WebQueryを基盤に、柔軟かつ迅速にシステム増強ができるよう拡張性が考慮された。

山崎製パン情報分析システムの沿革

見出し 情報分析システムの沿革

自由な検索、Excel出力を評価

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 営業情報統合システムの基盤にWebQuery/Excellentが選ばれた経緯について、 システムコンサルタントの開発者は次のように話す。 「この製品は、データベースにデータを入れるだけで、山崎製パンや関連会社から自由に検索ができる。 検索結果がExcelに張り付けられるため、定型帳票は勿論、報告用の数値取得、資料作成が容易であり、そこが評価された」。 「定型帳票を一度作成すれば、それを流用することで継続的に使えることも選定の要因だろう。」

 山崎製パンでは、2001年以降、全国の工場からデータを収集し、計算センターのデータベースに日別売上げデータ、 週別売上げデータを管理。本社、営業部、全国の工場・営業所から、「営業情報統合システム」を通じて、各業務の情報分析に活用していた。
 2004年に始まったこの大改修の結果、エンドユーザーにとって大きな効果があったと、システムコンサルタントの開発担当者は語る。 「まず、複雑な検索に不慣れな人でも、容易に工場での製造・出荷数量の確認ができるようになった。 これは、処理登録という定型帳票作成機能によって実現された。また、検索結果を容易にExcelに出力できるため、 利用する明細データを基にした資料作成の負担が軽減された。商品別、配送ルート別、日別、工場別など様々な切り口で分析が可能なため、 『商品の売上がどのように推移しているのか』などということが容易に把握できるようになった。」

 システム面では、シングルサインオンに対応。これまでは、Excellent/WebQueryと営業情報統合システムに 別々にログインする必要があり、利用者にとって認証手続きが手間だった。それが、シングルサインオンの対応により、 営業情報統合システムでのログインだけで使用できるようになり、利用者の負担が軽減された。 また、新たに簡易検索画面を追加。キーワードを入力し、項目を選択するだけで検索が可能になり、 ほんのわずかな操作で分析できるシステムへと生まれ変わった。

利用者は2000名

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 そして2009年3月、処理速度のさらなる向上のため、最新のデータベースマシンのOracle Exadataと、 基幹IAサーバのPRIMEQUESTの2台を導入し、データベースを移行した。同社では、取扱商品数の拡大にともない、 明細データが大幅に増加する一方、営業や製造部門などのシステム利用者が2,000名に達していた。 これにより、システムの利用が盛んになる時間帯、朝の5時~9時は処理速度が低下し、満足のゆくレスポンスを得られなくなっていた。  それが、2009年の新サーバーへの移行で、2,000名のユーザーが膨大なデータにアクセスしても迅速な検索ができるシステムとなり、 パフォーマンスは旧システムと比較すると10倍に向上、結果出力までの待ち時間が短縮された。 全国の工場、営業所、本社、関連会社などの製造、営業担当者がアクセスし、売れ筋商品は何か、商品をいつどこで販売するのか、 各現場における迅速な意思決定を実現している。

情報の蓄積期間を拡大し、予測精度の向上へ

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 同社では、今後も営業情報統合システムの検索対象データの拡大や、検索画面のリニューアルなどが検討されている。 また近日、需要予測や在庫予測の精度を高めるため、工場から送られる情報の蓄積期間を年単位で拡大する予定である。 システムコンサルタントの開発担当者は今後の展望についてこう語る。 「まず大切なことは、安心して情報を蓄積・管理できること。次に、蓄積された情報から、簡単に有益な情報を取り出せることである。 運用性、操作性の向上、そのための機能を今後も充実させていきたい。」 蓄積された情報は、企業にとって重要な財産。その情報を使いこなせるかで企業の競争力に差がつく。  営業情報統合システムの大改修をきっかけに、積極的な情報活用から製造販売計画の最適化を追求する山崎製パンは、 市場の激しい変化の中で存在感を際立たせている。

営業情報統合システムの概念図

見出し 営業情報統合システムの概念図

会社概要

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プロフィール写真

山崎製パン株式会社
(左) システム開発課 松山文雄 氏
(右) システム開発課 澤和孝 氏

会社名: 山崎製パン株式会社
設立: 1948年6月
本社: 東京都千代田区岩本町3-10-1
資本金: 110億円
ユーザー: 2000名
URL: http://www.yamazakipan.co.jp/
サーバー: Windows Server 2003
導入DB: Oracle Exadata(Oracle RAC 11g)
Windows Server 2003(Oracle 10g)
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